京王線仙川駅の南,徒歩約20分。陵山(みささぎやま)といわれる小高い丘の高所には糟嶺神社があり、明照院はその隣りの低所にある。城壁のような壁をめぐらし威風堂々としたたたずまいを見せる。 室町時代(16世紀中頃),法印秀海の開山と伝えられる天台宗の寺。境内には本堂,観音堂,焔魔堂が建ち,本堂は昭和10年(1935年)に改修された。観音堂には調布七福神のひとつである弁財天を祭っている。また、境内には江戸時代の六地蔵や地蔵尊,巡拝塔など石仏・石塔が多い。