町田市の西部、下小山田町の大賀藕絲(ぐうし)館から多摩丘陵の尾根を北西へ延びる緑道。途中からは八王子市との境界線と重なっていて都立小山内裏公園に至る。さらに緑道は公園の中を通り、公園を出た西の鑓水小山給水所まで延びている。ここまで約6.8km。 遊歩道としてよく整備されており、春は桜や菜の花が美しく、秋はコスモスや紅葉が楽しめる。その途中の約4〜5kmの区間はかつて戦車道路とよばれた部分。第二次大戦の際に大日本帝国陸軍によって戦車用のテストコースとして造られた道路であり、かつての戦争の遺産が名称を変えて残されている。 小山内裏公園から西の部分は八王子市の鑓水小山緑地となり、国道16号に至る。