JR東小金井駅の北東、徒歩8分。群馬県館林市にある茂林寺の末寺で、この地域の梶野新田の開拓に貢献した梶野藤右衛門貞昌を開基とし、茂林寺の寶鑑を開山に迎えて創建し、明和4年(1767年)に埼玉県栢間村(現埼玉県南埼玉郡菖蒲町)から梶野新田の菩提寺として引寺したといわれる。 現在のコンクリート造りの本堂は昭和50年(1975年)の建築。このほか境内には薬師堂がある。堂内には応永29年(1422年)の銘がある薬師如来像が安置されており、中世の貴重な仏像として小金井市の有形文化財に指定されている。 また、境内には人生創造社を創設した明治の哲学者石丸梧平の石碑がある。