西武拝島線東大和市駅の東、徒歩20分。青梅街道に面している。創建の時期は明らかではないが、江戸時代初期、江戸市ヶ谷月桂寺の雪山碩林禅師が開山といわれる。文政2年(1819年)と明治22年(1898年)の火災で寺宝や創建以来の過去帳などを失ったが、本堂などはその都度再建された。 堂々とそびえるように建つ山門は平成11年(1999年)の改築で、旧山門の様式を受け継いでいる。山門をくぐると同じ年に改築された鐘楼があり、その右に本堂、庫裡がある。 墓地には玉川上水や野火止用水の開削などに尽力した小川九郎兵衛の墓があり、小平市の史跡に指定されている。