JR日野駅の東、徒歩2分。元徳年間(1330年ごろ)の創建で開祖は鎌倉建長寺の曇芳同応大和尚と伝えられる古刹。はじめは日野駅の西方にあったが、火災で焼失し、現在地に再建されたと伝えられる。 山門は重量感があり、本堂は比較的新しく平成13年(2001年)の再建。墓地の奥まったところに新選組六番隊隊長であった井上源三郎の墓碑と墓があることで知られ、訪れる人も多い。 寺は江戸時代の作とされる「紙本着色涅槃図」を所蔵しており、日野市の有形文化財に指定されている。