京王線百草園駅の南,徒歩5分。長和年間(1012〜1016)の創建で、開基は弘意僧都と伝えられているが、詳細は明らかではない。安土桃山時代に法印善意によって中興された。もともとは高幡不動尊(金剛寺)の末寺であった。 大正10年(1921年)、火災に遭い、本尊の大日如来と山門以外すべて消失した。この山門は元禄15年(1702年)に建立されたもので、昭和48年(1973)から解体修復が行われた。 境内には寛政6年(1794年)建てられた「武相八番、子安観音」と刻まれた石碑があり、江戸時代から安産、子育観音として広く信仰されてきた。