JR西国分寺駅の北東、徒歩10分。府中街道から少し東へ入ったところにある。和歌山県の熊野大神を勧請したといわれるが、縁起や創建の時代などは定かではない。 文明18年(1486年)聖護院道興准后御東行の際に詠まれた「朽ちはてぬ名のみ残れる恋ヶ窪今はた訪ふも知記りならずや」という御歌御奉額があったが、兵火によって社殿ともに焼失したと伝えられる。 社殿裏には「ひょろひょろと なお露けしや をみなえし」という芭蕉の句碑や地元の俳人可尊の句碑がある。