JR熊川駅の南、徒歩8分。熊川一帯の鎮守として厚い信仰を集めてきた。平安時代に地元の長者が弁財天を祭ったのが始まりといわれるが、創建の時期は明らかではない。 中世には大黒天を祭り、その後すべての神を祭るようになって、現在境内には七福神すべてがそろっている。このためここだけで7つの福神を拝観することができるのが特徴。 本殿は桃山時代の建築で、福生市の木造建築では最古のものであり、東京都の有形文化財に指定されている。 また、境内には神社に伝わる古文書などを展示する「村人の資料館」と染織品や木漆工品、陶磁器などを展示する「杜の美術館」が併設されている。毎月第2日曜日には、骨董市が開催されている。