小田急線狛江駅の西、徒歩2分。泉龍寺の南側、木々が茂る緑地の中にある。 奈良時代に全国的な干ばつに見舞われた際、良弁僧正がこの地で雨乞いをしたところ龍神が現れて雨を降らせ、水が湧きだしたという伝説が残されている。しかしその湧水も都市化の影響で昭和47年(1972年)に枯渇し、昭和48年(1973年)に井戸掘削工事により復元された。 現在はポンプで水が汲み上げられている。池の中島にある石の祠には弁財天が祭られており、池は狛江市の史跡に指定されている。 また、泉龍寺を含む一帯は狛江弁財天池特別緑地保全地区に指定されている。