多摩都市モノレール上北台駅の北西,バスで約10分。レトロな雰囲気を漂わせる建物は昭和3年(1928年)の建築。昭和初期の貴重な建築物として武蔵村山市の有形文化財に指定されている。 武蔵村山の織物の歴史は古く、江戸時代の中期に作られた村山絣に始まり、消費動向の変化とともに大正時代に村山大島紬が作られるようになった。戦後、村山大島紬は東京都の無形文化財に指定され、さらにその後、国の伝統的工芸品に指定された。 資料室は建物の中の1階にあり、村山大島紬の数々の織物のほかに、独特の染色法などの製造工程を紹介し、いろいろな織物の機械や装置を展示している。