西武拝島線玉川上水駅の北西、バスで約10分。新青梅街道に面している。旧地名の横田村と中藤村の総鎮守として地域の信仰を集めてきた。 宝暦12年(1762年)の創建と伝えられるが、延享4年(1747年)の古文書にその名が記載されていることから、創建はそれ以前とも考えられている。文化8年(1811年)に火災で社殿を焼失し、その後文政6年(1822年)に再建された。 かつては杉の大木が茂り、「お伊勢の森」や「お伊勢様」と呼ばれて尊崇されてきた。毎年9月の祭礼には、市の無形民俗文化財に指定されている萩赤重松囃子が保存会の人々によって奉納される。