JR箱根ヶ崎駅の東方、バスで約10分。現在地の北、野山北・六道山公園がある狭山丘陵に寛永10年(1663年)に創建されたのがはじまり。 しかし、丘陵の奥深いところにあるため誰もが参拝しやすいようにと寛政2年(1790年)に現在地に遙拝所が建てられた。昭和51年(1976年)にこの遙拝所が本殿と定められ、それまでの本殿は奥の院となった。 古くから悪疫鎮護の神として村人の信仰を集めてきた。かつては遙拝所だったため境内は広くはないが、丘陵を背景に静かなたたずまいを見せる。 境内には乃木希典大将の書による明治三七・八年戦役(日露戦争)の碑がある。