→拡大写真
京王線聖蹟桜ヶ丘駅の南西、徒歩約25分。住宅地のかなり奥まったところにあり、山門をくぐった正面に本堂が端正なたたずまいを見せる。 明徳元年(1390)に念阿法印護法が真言宗寺院として創建し、その後廃寺状態になったが、佐伯三河守道也が父の菩提を弔うために日舜宗榮を開山として再興し、曹洞宗に改めたと伝えられる。慶安年間(1648-1651)には江戸幕府より寺領7石の御朱印状を拝領したといわれる。 江戸時代から明治時代にかけて3回火災に遭い、古文書などを焼失したため、朱印状も残存していない。