→拡大写真
京王線聖蹟桜ヶ丘駅の南、徒歩20分。旧鎌倉街道から少し西へ入った高台にあり「せきど観音」とも呼ばれる。 創建は、建久3年(1192年)と伝えられる古刹。唐僧が聖観世音菩薩を草庵に安置したのがはじまりとされる。 墓地には相澤五流・伴主父子の墓がある。相澤五流は関戸村の名主で狩野派系の画師。五流の長男伴主も関戸村の名主でいけばなの流派「允中流」を創始し、「調布玉川惣画図」を制作した。この図は多摩市の有形文化財に指定されている。 寺の近くを通る旧鎌倉街道沿いは北条軍が敗北した「関戸古戦場跡」である。