京王相模原線稲城駅のすぐ北、徒歩5分。創建の年代は不詳だが、平安時代(12世紀前半)に制作されたといわれる阿弥陀三尊像(東京都指定文化財)を安置していることから、その頃の開山と推定されている。その後、寺は永禄元年(1558年)に法印良順によって再興された。 堂々とした構えの山門を入ると本堂、阿弥陀堂、鐘楼があり、境内には寛文4年(1664年)に建てられた稲城市内で最古の地蔵菩薩塔があるほか、仏像が多い。また、境内には大賀ハス(古代ハス)が生育していて、7月には美しい花を咲かせる。