JR羽村駅の南西,徒歩7分。文禄2年(1593年)、当地に住んでいた島田九郎右衛門が円覚寺の三伯禅師の弟子春覚禅師を開山とし、自分の寺として創建したのが始まりと伝えられる。 現在の本堂は昭和33年(1958年)に再建されたものだが、天保年間の建築とされる庫裡と文久2年(1862年)建築の山門が残っている。 境内には天明の大飢饉の際に、羽村の名主たちが困窮する農民たちのために富商を襲った一揆を義挙とたたえた天明義挙記念碑があり、墓地には羽村市出身の中里介山の墓がある。