JR羽村駅の西方、徒歩約20分。応永31年(1424年)、青梅の勝沼城主三田雅楽之助平将定の開基とされる。寺は宝暦9年(1759年)に火災で堂宇を焼失し、明和3年(1766年)に再建された。 赤松などの木々が茂る中にどっしりした構えの山門があり、その奥に均整のとれた本堂がある。文政2年(1819年)頃の建築といわれる山門は楼門と鐘楼を兼ねた珍しい形式のもので、楼上に釣られていた鐘は、玉川上水の出水など危急の際、村人に知らせるために打ち鳴らされたと伝えられている。 この鐘楼門は羽村市の有形文化財に指定されている。
JR青梅線羽村駅から徒歩20分