JR羽村駅の南、徒歩15分。新奥多摩街道に面して風格のある鐘楼門が建つ。五日市の広徳寺を本寺とし、元和元年(1615年)玉岫(ぎょくしゅう)和尚を開山として創建された。 はじめは多摩川に近いところにあったが元禄8年(1695年)に現在地に移転した。本堂はこの時期の建築といわれる。また、境内には、もともとこの地にあって天正11年(1583年)に再建された薬師堂があり、羽村市の有形文化財に指定されている。 境内には、ほかに 芭蕉と其角の句が刻まれた句碑が建っている。