JR秋川駅の南、徒歩15分。秋川左岸の段丘上にある。昭和7年(1932年)に発掘調査が行われて土器、石器、石棒などが出土し、同43年(1968年)に数軒の敷石が復元された。 縄文時代中期末から後期にかけての敷石住居跡で、国の史跡に指定されている。敷石住居とは竪穴式住居と違って石で囲んだ炉を中心に円形に石を敷きつめた平地の住居で、東京・埼玉・神奈川などを中心に分布している。 住居跡は金網で囲まれており、石柱と説明版があるだけでほかに施設などはなにもなく、国の史跡にしては殺風景な印象を受ける。