JR武蔵五日市駅の南西,徒歩15分。創建の年代は明らかではないが、平安時代前期頃の古文書にその名が見られる古社。 鎌倉時代以降は源頼朝、足利尊氏、後北条氏から神領が寄進され、さらに江戸時代には徳川家康以下の将軍から土地を寄進された朱印状が残されている。 江戸時代の五日市大火で社殿等を焼失し、現在の社殿や拝殿は明治21年(1888年)の建築。鳥居をくぐった正面に神楽殿があり、本殿はその右奥にある。 毎年9月末(28日〜30日)に行われる例大祭は五日市祭とも呼ばれ、屋根と胴が六角形の珍しい形をした六角神輿を先頭にして各町内の御輿などが五日市の町を練り歩く。檜原街道には夜店が立ち並んで、町中がにぎわいを見せる。