JR五日市線東秋留駅の北東、徒歩7分。江戸時代元禄期以前の開創と推定されているが、その年代は明らかではない。 本堂・山門・鐘楼などは元禄4年(1691年)の建築と伝えられる。朱塗りの山門(仁王門)は規模は大きくないが、鮮やかな印象を与える。本堂内には多摩地域で最大級の不動尊像を安置している。 明治時代には東秋留小学校の前身である二宮小学校として使われていた歴史がある。 境内には。醤油の仕込み用に使われたという大樽二器があり、その中に平和観音像、 恵比寿像が安置されている。またエノキの大樹があり、あきる野市の天然記念物に指定されている。ほかにモミジや桜など樹木が茂り、季節の彩りが美しい。