JR五日市線秋川駅の北、徒歩20分。多摩川の支流である平井川右岸、秋留台地上の瀬戸岡地区に位置し、都道165号をはさんで北と南に分布する古墳群。 大正15年(1926年)に発見され、発掘調査が行われ古墳の存在が明らかになった。古墳は7世紀代に築造されたと推定されており、「竪穴式石室的横穴式石室」という独特の石室構造で、それぞれの古墳は大きくはないが約50基が確認されている。 北側のエリアは私有地であるが、フェンスで囲まれていてよく保存されている。南側にはこれらの古墳群の中の1基が石室が露出した状態で公開されている。これらの古墳群は都の史跡に指定されている。