「新富形」といわれる足袋が有名
大野屋總本店
安永年間(1772〜1780年)に三田で創業した老舗。嘉永2年(1849年)に現在の新富町に移転しました。
キャラコをはじめとするさまざまな原材料の足袋のほかに和装肌着やガーゼのねまき、パジャマ、ハンカチ、湯上りなど独自の和装雑貨を製造・販売しています。とくに5代目の福島福太郎が開発した、足を美しく見せる「新富形」といわれる足袋が有名です。
一般の私たちの暮らしの中で、足袋を履くことはほとんどなくなりましたが、歌舞伎役者や舞踊家、能役者など日本の伝統文化を担う人たちに愛されています。
お店は新富町の街角にあり、とても風情のある町家のたたずまい。建物は国登録有形文化財になっています。建物の角にはショーウィンドウがあり、足袋などの製品が展示されています。
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