和菓子と喫茶
福島家　



　 巣鴨の駅前、白山通りに面していて慶応元年（1856年）に創業という和菓子・甘味処の老舗です。お店は洋菓子店のようなたたずまいで、店に入ると美しい色とりどりの練り切りの和菓子のほかに、洋菓子も並んでいます。代表的なお菓子は「染井さくらあんみつ」や「栗よせ・栗最中」など。
　店の奥は喫茶コーナーになっており、和菓子やお茶をいただくことができます。人気のメニューは季節のお菓子とお饅頭と抹茶がつく「利休セット」。お菓子の甘さは控えめで、上品な美味しさです。
　特色があるのは1階だけでなく2階も喫茶室になっていること。おまけに和菓子だけでなく甘味処のメニュー以外にもスパゲティーやカレーライスからビーフシチューにいたるまで甘味処とは思えない豊富な食事メニューに驚かされます。