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江戸創業の老舗 |
天然漆の優雅な漆器 黒江屋 元禄2年(1689年)日本橋本町で創業した老舗。現在地に移転したのは安政3年(1856年)だそうです。漆器の産地として全国的に有名な紀州黒江村の伝統的な漆器のお店として古くからよく知られてきました。 お店は2階にあり、店内にはお椀や重箱、皿、鉢などおなじみの食器のほかに、手鏡、スプーンとフォーク、小箱、花器、ワインクーラーなどに至るまで、いろいろな漆の製品が並んでいます。食器以外にこんなものもあるのかと改めて驚かされます。 現在は、化学塗料の器が主流となってきましたが、天然漆の自然な香りとともに年数がたてばたつほど味わいが出てくる優雅で美しい漆器は、やはり本物のよさを実感させてくれます。
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