東武伊勢崎線浅草駅の北、徒歩3分。浅草寺境内の南東の位置、参道を進んで宝蔵門に向かって右手にある2つの仏像。向かって右側が観音菩薩像、左側が勢至菩薩像。蓮台を含めると高さが約4.5mと大きい。 願主は上野国(現在の群馬県)の高瀬善兵衛で、奉公した日本橋の米問屋成井家から受けた恩に感謝し、成井家の主人とその子の繁栄を祈って貞享4年(1687年)に造立したとされる。 屋外にあり、風雨にさらされているため、俗に「濡れ仏」とも呼ばれている。